安藤 和泉

​高校2年生

​「答えが出ない自分に、ずっとイライラしてた」

高校生活で力を入れてる「TEDxYouth@Tokyo(※)」と「腸内細菌とアントシアニンの研究」、どっちの方が楽しいかというと、ミーティングで比べたらTEDの方が楽しい。やっぱり新しい人に会うっていう楽しみもあるし、自分では絶対にわからないことを習う機会があるっていう意味では、放課後にTEDxの予定が入ってる方が楽しみです。


 

※TEDxYouth@Tokyo:アメリカ発祥の大規模講演会「TED」からライセンスを受け、世界各地で発足しているコミュニティの1つ。高校生年代が主催・登壇し、東京都内で毎年開催されている。

 

 

けど、振り返ってみたときに、研究は仲良い人とできて楽しいし、他人が評価できる成果は研究の方が大きい。1年前の自分と今を比べたときに、スキルがどれくらい向上したかというと、たぶんと研究の方が大きいと思うんですよ。知識も技術面も。まったくのゼロから始めるからっていうのもあると思うんですけど。

 

 

好きなことを見つけることはできたかな。第一段階としては去年(2019年)の春、1on1 collegeを通してTEDxに集中することを決められた。それに、話し合いながら自分について考えるっていうプロセスで、自分はこういう人だって、少しずつわかってきたのが大きな成果かな。とにかく脳内整理。脳内整理ができたから、できるようになったから、自分のことわかったり、好きなこと、やりたいこと、性格とか、自分にとって大切なものは何かがわかるようになった。

あと、日常的にふと考えがあったときに、その考えを大切にするっていう意識もついたかな。

ふと思いついたことがあって、その場で考えられなかったら絶対に手帳に書いておく。後でそれを見るときに、まだおもしろいと思えるかどうか。おもしろいと思えたらそれをちょっと考えて、それについてまた思ったことを書いたり。

内容は、自分に繋がることが多いかな。この人はこういうことをしてるとか、この人の習慣がかっこいいとか、こういうことを真似したいなとか。とにかく書き出して、あとでそこに戻ってくるようにして、しっかり考えてそこから何かしらの成果が出るようにするっていう習慣をつけることによって、最終的に、そこの考えが印象的だったら、それが何かの行動とか習慣に移ることもある。

元のノートはすごい汚いんですよ。もう絶対こういう風に書かないから、もうぐっちゃぐちゃで、縦でもないし、横とか斜めにも書いてて、読めない状況になるから、それをその日かその次の日までに全部整理して、要らないところは全部消して。っていうことを大体やってて。

私は話すことで脳内整理ができる。脳内整理ができてない状態で、(1on1 collegeを始める)高1まで本当に苦しんでた。苦しんでて、整理されてない状態でずっと悩み続けて、答えが出ない自分にイライラしてたっていう時間が長すぎて。それがやっとできるようになってすっきりした。

日常では、意見の言い合いってあんまりしないじゃないですか。相手が何か言って「あーそうだね」みたいなことを言って、そこであんまり考えが進まないっていうか。新しい意見を出して、会話の中で新しい考えを構築したり発展させる場がない気がする。


 

自分を理解していくことにゴールはないです。前から身に付いていて、やっぱり「自分を理解するっていう大切さ」や「他の人と自分とのちがい」って大切だなって。自分はこういう人だって主張できる大切さを、自分の価値観として持ってる。

 

自分のことがわからない人はつまんないなっていうのもあるし、価値がそこで出せないと、人と付き合うのもつまんないなって。大学受験の影響もあるかもしれないですけど「何であなたをこの学校に入れるべきなの?」っていうときに、人って成果だけではないじゃないですか。アメリカの大学のエッセイだったら「あなたはどういう人ですか」って聞いてきたりするくらいだから。性格でも価値観でも、自分はどういう人だっていうことを理解することが、自分にとっても、他の人にとっても価値になるのかな。自分がどういう人なのかを言語化したいっていうのは、そこから来たと思います。

考えて、答えを自分が満足するまで考えるのが好きなのかな。

 

なんか、自己チューって言うか、英語で”selfish”と”self centered”ってあるじゃないですか。前はその2つが似てるって思ってて、自分はself centeredだけどselfishじゃないんだろうなって気づいて。self centeredっていうのは結構誰でもそうで、それを恥に思う必要はない。けど、自己チューでselfishになるなのはちょっとちがう。やっぱりそれは社会性に欠けるし、コミュニティの一員として人の迷惑になるから。でもそれでも、常に自分を大切にできない人って、やっぱり一緒にいても、他の人にも負担になると思うんですよね。

 

例えば、ずっと自分の話をする人って好きじゃないって言う人もいるし、自分のことを考えるのが嫌だって人もいると思うんですけど、私はそうじゃなくて、自分のことを考えるのは別に良いんじゃないかなって。他の人よりは過剰に自分の意識があっても、自分はそれでいいやって思う。

(2020.1.21、学年は当時)

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